高1・2生の皆さんに、先輩たちの「共通テスト失敗からの逆転合格」の話をしたいと思います。ただし、これは「共通テストで失敗しても大丈夫」という話ではありません。むしろ、逆転できた人たちが高1・2の頃から何をしていたのか、そこから学んでほしいと思っています。結論から言うと、逆転合格した先輩たちは、実は高1・2の段階で、すでに逆転できる力を積み上げていました。
E判定から地方国立大学に逆転合格した先輩がいました。共通テストで目標点より35点低く、リサーチの判定はE判定。でも2次試験で挽回して、合格最低点プラス15点で合格しました。一見、劇的な逆転に見えます。でも、その先輩の過去を振り返ると、実は高2の頃から英語の長文読解と数学の記述問題を地道に練習していました。「2次試験で勝負できる力を今からつけておきたい」と言って、毎週、記述問題を解いては添削を受けていました。
逆転できたのは、共通テスト後に頑張ったからではありません。高2の時点で、2次試験で戦える基礎力があったからです。共通テストで失敗しても、「2次試験なら取れる」という自信があった。その自信は、高1・2の積み重ねから生まれたものでした。もし高2まで何もしていなかったら、たとえ共通テスト後に必死で勉強しても、2次試験で合格点を取るのは難しかったと思います。
逆に、逆転を目指したけれど届かなかった先輩もいます。共通テストでD判定、配点比率は5:5。本人は「2次試験で挽回する」と言っていましたが、過去問を解いても合格最低点ギリギリ。結果は不合格でした。その先輩は後から「高1・2の時、もっと記述の練習をしておけばよかった。共通テスト後から始めても、もう遅かった」と話していました。
私が高1・2生の皆さんに伝えたいのは、「逆転合格は奇跡じゃない」ということです。逆転できるかどうかは、共通テスト後の頑張りで決まるんじゃなくて、高1・2からの積み重ねで決まります。2次試験で点を取れる力は、1ヶ月や2ヶ月で身につくものじゃない。英語の長文をしっかり読む力、数学の記述で論理的に説明する力、それらは時間をかけて育てるものです。
高1・2の今、やっておくべきことは何か。まず、英語は英単語と英文法の基礎を固めること。それと、長文を読む習慣をつけること。共通テストは選択式だけど、2次試験は記述式です。「なんとなく読める」じゃなくて、「しっかり読める」力が必要です。数学は、公式を覚えるだけじゃなくて、なぜその公式が成り立つのか理解すること。それと、途中式を丁寧に書く習慣をつけること。2次試験は、答えが合っていても途中過程が書けていないと点数になりません。
国語や理科・社会も同じです。共通テストだけなら暗記でなんとかなる部分もありますが、2次試験で記述問題が出る場合は、論理的に説明する力が必要です。その力は、高1・2のうちに、学校の定期テストや課題を通じて少しずつ育てておくべきです。
「共通テストで失敗しても逆転できるなら、今は頑張らなくてもいいや」──もしそう思ったなら、それは大きな間違いです。逆転できた先輩たちは、むしろ高1・2の時点で人一倍努力していました。だからこそ、共通テストで失敗しても、2次試験で挽回できる土台があったんです。逆転合格は、怠けていた人が急に頑張って手に入れるものじゃありません。
高1・2の皆さん、今から「2次試験で戦える力」を少しずつつけていってください。派手さはないけれど、英単語を毎日覚える、数学の記述を丁寧に書く、長文を毎週読む。そういう地道な積み重ねが、2年後、万が一共通テストで失敗したときの「逆転の切り札」になります。
当塾では、高1・2生のうちから2次試験を見据えた基礎力づくりをサポートしています。今からコツコツ、一緒に積み上げていきましょう。






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