大学受験を控えている高校3年生のみなさん、そして来年受験生になる高校2年生のみなさん、入試に関する最新情報をしっかり把握していますか?2025年度から新学習指導要領に対応した新課程入試がスタートし、2026年度以降もその流れが継続します。
今回は、2026年度大学入試の最新情報をまとめました。共通テストの日程、国公立・私立大学の入試スケジュール、そして押さえておくべき変更点を詳しく解説します。
2026年度大学入学共通テスト 最新情報
試験日程
📅 2026年度 大学入学共通テスト日程
- 本試験: 2026年1月17日(土)・18日(日)
- 追・再試験: 2026年1月24日(土)・25日(日)
- 出願期間: 2025年9月16日(火)~10月3日(金)
検定料
- 3教科以上受験: 18,000円
- 2教科以下受験: 12,000円
- 成績開示希望の場合: +300円
- 手数料: 一律188円(支払い方法によらず)
注意点: 「地理歴史」と「公民」は、どちらか、または両方を受験する場合でも1教科として扱われます。
共通テスト後のスケジュール
- 正解等の発表: 2026年1月17日(土)・18日(日)
- 平均点等の中間発表: 2026年1月21日(水)予定
- 得点調整実施の有無発表: 2026年1月23日(金)予定
- 平均点等の最終発表: 2026年2月5日(木)予定
新課程入試の重要な変更点
2025年度入試から始まった新課程入試。2026年度も継続される主な変更点を確認しましょう。
1. 新教科「情報」の追加
最も大きな変更は、共通テストが6教科30科目から7教科21科目へ再編されたことです。新たに「情報Ⅰ」が加わりました。
「情報」科目の扱い
国公立大学:
- 国立大学では原則として「情報」を必須とする方針
- 6教科8科目(情報を含む)を課すのが主流
- ただし配点比率は大学・学部によって異なる
- 一部では「点数化しない」「第1段階選抜のみ使用」というケースも
公立大学:
- 必須とするところもあれば、他教科と選択可能なところも
- 大学・学部ごとに判断が分かれている
私立大学:
- 「情報」を必須としているのは工学系・情報系を中心とした一部のみ
- 多くの入試では「選択」または「課さない」
- 共通テストで「情報」を受験していなくても、私立大受験には大きな影響なし
2. 各教科の主な変更点
国語
出題科目が「現代の国語」「言語文化」に基づいた内容に変更。古文・漢文を含む総合的な国語力が問われます。
数学
- 「数学Ⅰ・A」では新たに「データの分析」が強化
- 「数学Ⅱ・B・C」として再編
英語
出題内容は「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」と「論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」に対応。4技能を総合的に測る傾向が強化されています。
理科・地歴公民
新学習指導要領に基づき、科目名や出題内容が一部変更されています。
2026年度 国公立大学入試スケジュール
前期日程
出願期間: 2026年1月26日(月)~2月4日(水)
第1段階選抜合格発表: 〜2月11日(水)
試験日: 2月25日(水)〜(大学により異なる)
合格発表: 3月8日(日)〜
入学手続締切: 3月15日(日)
中期日程
出願期間: 2026年1月26日(月)~2月4日(水)
試験日: 3月8日(日)〜
合格発表: 3月20日(金)〜24日(火)
入学手続締切: 3月27日(金)
後期日程
出願期間: 2026年1月26日(月)~2月4日(水)
試験日: 3月12日(木)〜
合格発表: 3月20日(金)〜24日(火)
入学手続締切: 3月27日(金)
重要: 前期日程で合格し入学手続きを済ませた場合、後期日程・中期日程を受験しても合格できません。第一志望校は前期日程で受験するのが一般的です。
2026年度 私立大学入試の傾向
一般選抜の特徴
私立大学の一般選抜には、大きく分けて2つの方式があります。
1. 個別試験方式
- 各大学が独自に実施する試験
- 多くの大学で複数回の受験機会を設定(A日程、B日程など)
- 2月初旬から3月初旬にかけて集中
2. 共通テスト利用方式
- 共通テストの成績で合否判定
- 大学独自の試験を課さない場合が多い
- 前期・中期・後期など複数の時期で募集
主要私立大学の入試時期(目安)
- 1月下旬〜2月初旬: 多くの私立大学でA日程(第1回)入試開始
- 2月中旬: B日程(第2回)入試
- 2月下旬〜3月: C日程・後期入試
総合型選抜・学校推薦型選抜の動向
一般選抜以外の入試方式も近年注目されています。
総合型選抜(旧AO入試)
- 時期: 9月〜11月が主流
- 特徴: 学力だけでなく、意欲・適性・能力を総合的に評価
- 選考方法: 書類審査、面接、小論文、プレゼンテーションなど
- メリット: 早期に合格が決まる、自己アピールの機会が多い
学校推薦型選抜
- 公募制推薦: 11月〜12月が主流
- 指定校推薦: 10月〜11月に校内選考、11月〜12月に出願
- 特徴: 高校での成績(評定平均)が重視される
2026年度入試で注意すべきポイント
1. 「情報」科目の対策
国公立大学、特に国立大学を志望する場合、「情報Ⅰ」の対策は必須です。プログラミング、データ活用、情報社会の理解など、幅広い内容が出題されます。
2. 英語4技能の重要性
多くの大学で英語外部検定試験(英検、TOEIC、GTECなど)のスコアを活用する入試が増えています。早めに受験して高スコアを取得しておくことが有利に働きます。
3. 志望大学の入試科目を早期確認
大学・学部によって「情報」の扱いや配点が大きく異なります。志望校の入試科目と配点を早めに確認し、対策の優先順位を決めましょう。
4. 複数の入試方式を検討
一般選抜だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜も視野に入れることで、合格のチャンスが広がります。ただし、それぞれ準備が必要なので、早めの情報収集が重要です。
5. 地方試験会場の活用
多くの私立大学が地方都市に試験会場を設置しています。移動の負担を減らしたい場合は、地方試験会場の有無を確認しましょう。
おおまかな入試準備のスケジュール
📆 年間スケジュール
6月〜7月:
- オープンキャンパス参加
- 志望校の絞り込み
- 英語外部検定試験の受験
8月:
- 夏期講習・集中学習
- 総合型選抜の準備開始(志望者)
9月〜10月:
- 共通テスト出願(9月中旬~10月上旬)
- 総合型選抜出願・受験
- 学校推薦型選抜の準備
11月〜12月:
- 学校推薦型選抜出願・受験
- 共通テスト過去問演習
- 私立大学の入試要項確認
1月:
- 共通テスト受験(1月中旬)
- 私立大学出願開始
- 国公立大学出願準備
2月:
- 私立大学入試(2月初旬〜)
- 国公立大学出願(1月末~2月上旬)
- 国公立大学前期試験(2月下旬〜)
3月:
- 国公立大学前期合格発表(3月上旬〜)
- 国公立大学中期・後期試験
- 入学手続き
受験生へのアドバイス
1. 情報収集を怠らない
入試制度は毎年少しずつ変更されます。志望大学の公式サイトや入試要項を定期的にチェックし、最新情報を入手しましょう。
2. 早めの準備が合格のカギ
特に総合型選抜や学校推薦型選抜を検討している場合、高校1年生から評定平均を意識した学習が重要です。
3. 複数の選択肢を持つ
第一志望校だけでなく、併願校も複数検討しておくことで、精神的な余裕が生まれます。安全校、実力相応校、チャレンジ校をバランスよく選びましょう。
4. 体調管理を最優先に
どんなに勉強しても、試験当日に体調を崩してしまっては意味がありません。睡眠、食事、適度な運動を大切にしましょう。
まとめ:2026年度入試の重要ポイント
✅ 2026年度入試 チェックリスト
- □ 共通テストは1月17日・18日
- □ 「情報」科目の対策が必要(特に国公立志望者)
- □ 志望校の入試科目・配点を早期確認
- □ 英語外部検定試験の活用を検討
- □ 複数の入試方式を視野に入れる
- □ 年間スケジュールを立てる
- □ 最新情報を定期的にチェック
大学入試は人生の大きな節目ですが、それがすべてではありません。全力で取り組みつつも、自分を追い込みすぎず、心身の健康を保ちながら受験期間を乗り切ってください。



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