共通テスト廃止論や入試改革──不安になっても、目の前のことは変わらない

高1・高2生から「共通テストがなくなるかもしれないって聞いたんですけど、どうすればいいですか」という相談をたまに受けます。ニュースやSNSで入試改革の話題を見て、自分たちの受験がどうなるのか不安になる。このまま勉強を続けていいのか、それとも何か対策を変えるべきなのか──そんな心配を抱えている受験生や保護者は、実は少なくありません。

この不安が生まれるのは、入試制度が変わるかもしれないという情報だけが先に伝わって、具体的にどうなるのかがわからないからだと思います。「共通テスト廃止」「大学入試改革」といった言葉だけが一人歩きして、いつから変わるのか、自分の学年は影響を受けるのか、はっきりしない。そうすると「今やってることが無駄になるかもしれない」という不安だけが膨らんでいきます。

先月も、高1の生徒が「共通テストがなくなるなら、今やってる勉強って意味ないんですかね」と相談に来ました。話を聞くと、SNSで「共通テスト廃止論」の記事を見て、急に不安になったとのこと。「英語も数学も、テストの形式が変わったら対策し直さなきゃいけないんじゃないか」と心配していました。

私は、入試制度が変わるかもしれないという不安は理解できるけれど、それで今やるべきことが変わるわけじゃないと考えています。どんな入試制度になっても、英単語は覚える必要があるし、数学の基本的な解法も身につけなきゃいけない。試験の形式が変わっても、求められる基礎力は同じです。むしろ、制度が変わることを心配して勉強の手が止まるほうが、よっぽどもったいない。

その生徒には「仮に共通テストがなくなったとしても、英語や数学を勉強すること自体は変わらないよ。形式が変わっても、基礎ができてる人が有利なのは同じ。だから、今やってることは無駄にならない。心配するより、目の前の英単語を覚えたほうがいい」と伝えました。本人は「そうですよね……」と少し安心した様子でした。

入試改革の話題は、これまでも何度もありました。センター試験から共通テストへの移行もそうでした。そのたびに受験生は不安になったけれど、結局、基礎がしっかりしている人が合格していくという現実は変わりませんでした。制度が変わっても、本質的に求められる力は変わらない。だから、今やるべきことは、目の前の勉強をちゃんと積み上げることだけです。

それに、仮に入試制度が変わるとしても、文部科学省は数年前から予告します。いきなり来年から変わる、なんてことはありません。だから、今の高1・高2生が受験するときに、いきなり対応できない形式になる可能性は低い。そう考えれば、少しは落ち着けると思います。

ニュースやSNSを見ていると、不安な情報ばかりが目に入ってきます。でも、その情報に振り回されて勉強の手が止まってしまうのが、一番もったいない。制度がどう変わろうと、英語を読む力、数学を解く力、文章を書く力──これらの基礎は絶対に必要です。そこは変わりません。

入試改革の話題が出ても、焦る必要はありません。目の前のことをちゃんとやる。それだけで、どんな制度になっても対応できる力はつきます。

当塾では、入試制度に振り回されず、確実に力をつけていくサポートをしています。不安なときこそ、目の前のことに集中しましょう。

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