「医学部は受かればあとは楽勝」
なんて昔は言っていたそうですが、今は違うようです。
https://ishin.kawai-juku.ac.jp/university/nationaltest.php
こちら、河合塾さんのデータをみると、国家試験合格率は80%から90%台がずらっと並び、
国立大学平均で92.1%、私立大学平均で92.4%
なんだ、やっぱりほとんど合格じゃないか、楽勝だ
と思われたかもしれませんが、実はこの数字にはカラクリがあります。
それを明かしてくれるのが、この太宰府アカデミーさんのデータです。
https://dazaifu-academy.jp/topics/15789/
表の右から2列目の数字が河合塾さんのデータで言及したものです。
注目してもらいたいのが、真ん中あたりの卒業率と書かれた列です。
これは留年することなくストレートで卒業した学生の割合を示しています。
国家試験は卒業しなければ受験資格がありません。
ここに含まれていない学生は国家試験を受験していないので合格率の分母にも含まれない
つまり合格率が高いのは卒業できない=そもそも合格しそうにない学生は受験していないから
ということになります。
合格率は似たような数字ばかりでしたが、卒業率は大学によってかなり差があります。
年次によって状況は違うでしょうから、一概にどこが優秀かなどとは決められないですが、
難関の入試を突破してもなお落第しないように勉強しなければならいのは間違いなさそうです。
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