合格体験はあてにならない

Amazonなどで探してみると『自分はこうやって成功した』といういわゆる成功本は沢山出ていますが、『自分はこうやって失敗した』という本は見当たりません。
『失敗』と検索するともちろんひっかかる本はありますがどれも他人の失敗を評価・研究したものばかりです。

失敗は恥であるという意識が日本人の心理にあり自分の失敗を吹聴することはしないのかもしれません。

人の失敗から学ぶことは多いのですが、成功体験から学べることは実はあまりありません。
運の影響が大きすぎるのです。

成功者が自分の軌跡を振り返って、行動が効果的だったのか、ただ幸運なだけだったのか客観的に評価するのは難しいでしょう。それだけでなく、成功した場合、過去の自分の行動や思考を肯定的に捉える傾向があります。これらのことは受験の合格体験にもあてはまり、塾の実績・宣伝だったり、本の売り上げ=利益のために少なからず脚色が加わっていることも念頭においておくべきでしょう。
決してお手本などにするべきではありません。一人ひとり、その背景や環境は異なります。
その体験はその人だけのもの。冷静に受け止めましょう。


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